なぜ速い曲が弾けないのか
速い曲が弾けない理由は指が
- 指は速く動かない
- ピッキングが速くできない
からですよね!
(当たり前のことを言っていますが)
今回は左手を早く動かせるようになるトレーニング方法をレクチャーします。
左手のスピードアップに最強の練習方法
それはレガートです。
レガートとはピッキングをあまりせずに左手で
ハンマリング、プリング、スライド、タッピングで
音を出す奏法です。
まずはトリルの練習をしましょう。
3弦の
5フレット(人差し指)、6フレット(中指)
5フレット(人差し指)、7フレット(薬指)
5フレット(人差し指)、8フレット(小指)
でひたすらトリルしましょう。
筋トレのような練習方法ですが、いまだに僕も練習します!
この練習で意識することは、
- とにかくハッキリ音を出す事
- なるべく速く動かす事
- 1分間辛くても止めずにやり続ける
です!
で、脱力はした方がいいという方が多いですが
慣れるまでは恐らく脱力して弾くの無理なので
最初は脱力は意識しなくても大丈夫です。
徐々に最低限の力にしていった方がいいと思います。
これを毎日10分~15分やるだけで確実に左手のスピードは上がります。
1日の練習に少しだけ取り入れるだけで構いません!!
レガートフレーズ①Cメジャースケール
こちらは3ノートパーストリングスを使用したフレーズです。
3連で弾くので、リズム的にも少し難しいです。
運指は
6弦、5弦 人→中→小
4弦、3弦 人→中→小
2弦、1弦 人→薬→小
このようにしてください。
各弦一回ずつピッキングします。
注意点は
ハンマリング、プリングの音ははっきりと出すように心がけることと、
リズムです。
左手のリズム感がかなり鍛えられます。
まずは50〜80でリズム、感覚を養ってから
スピードを上げていきましょう。
レガートフレーズ②一般の弦でレガート(ピッキング無し)
次は左手だけで音を出してみましょう。
運指がかなりバラバラなので慣れるまで遅いスピードで練習しましょう。
この練習でも、
音をハッキリ出す、リズムが狂わないように注意しましょう。
レガートフレーズ③一本弦ペンタでレガート
指を動かすパターンは先程
のフレーズと同じです。
薬指と小指を重点的に鍛えるトレーニングです
左手の開くフレーズなので先程の練習より少し負担が大きいので、
手首の故障に注意してくださいね!
こちらも音をハッキリと、リズムが狂わないように注意しましょう。
ここまで来たらレガートにもだいぶ慣れてきたでしょう。
最後に実践にも使えるペンタでのレガートフレーズをご紹介します!
レガートフレーズ④ワイドなペンタレガートフレーズ
6弦ルートのペンタトニックスケールを少し広げたフレーズです。
左手にかかる負担が大きいと思いますので、
手に何かしらの違和感を覚えた場合は、この練習は中止しましょう。
ギターを弾けなくなってしまっては、元も子もないので。
同様に音をハッキリと出す、リズムがずれないように注意です。
メジャースケール、マイナースケールでの速弾きとは違い、
ワイドな音になります。
私の大好きなポールギルバートもこのようにペンタの3ノートパーストリングス
を使用してフレーズを構築していますね。
まとめ
ここでやったトレーニングを完全に弾けるようになったら、
左手はある程度のフレーズについて行く事が出来るようになってると思います。
もちろん運指のパターンはいろいろあるので、
全てに対応できるようになるとは言えませんが。
速弾きを習得したい方は右手のピッキングトレーニングもする必要があります。
別の機会でピッキングに特化した、速弾き練習方法をご紹介します。
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