なぜ空ピッキングが必要なのか
結論リズムを正確に出すためです。
一定のリズムで右手を動かすことによって
弾かないところのリズムを感じる為に
空振りをします。
常に16分音符で振っている、
常に8分音符で振っているように一定に動かし
当てないところは空振りします。
どうしてもここを『アップでえぐるような音を出したい』というところではあえて
一定のリズムでストロークをしていたもの崩す事もあります。
なので絶対ではありませんが、いいリズムを出すためには必要な技術なので
弾き語りをやる際には必ず身につけましょう。
では、実際の練習方法を譜面と共にお教えします。
まずはパターンを覚えて
必ずメトロノームを使用するようにしましょう。
1〜2小節書きますがひたすらリピートして練習しましょう。
8ビートでの空ピッキングパターン
8ビート(8分音符が基本になっているビート)の場合は
オルタネイト(ダウンアップ交互に弾く)で8分音符を弾くのが
基本となります。
オモテの拍はダウンでウラ拍はアップで弾きます。
↓がダウンストローク
↑がアップストローク
カッコの中が空ピッキングになります。
まずはこのパターンですが、1拍目は4分音符なので1拍目のウラ拍は空振りします。
あとはダウンアップで弾いていきます。
2拍目をアップで始めないようにしましょう。
ポップスでもよくあるストロークですね。
この辺りから少し難しくなってきます。
まずは2拍目をアップから始めないようにする事。
3拍目のアタマの音は空振りします。
こちらは2小節目に入るときにシンコペーション(裏拍にアクセントがついたりする事)
しているパターンです。
1小節目の4拍目のウラがアクセントになり、2小節目のアタマの音は空振りします。
リズム的がだいぶ複雑になるので譜面を見ながら何度もトライして覚えましょう。
こちらもポップス、ロックなどでは定番のストロークパターンになるので、
必須です!
8ビート最後はこちら。
次の小節に行く前に全てシンコペーション を入れたパターンです。
小節アタマの音は全て弾かない感じになりますがそこもしっかりと
リズムを感じるようにしましょう。
16ビートでの空ピッキング
16ビート(16分音符が基本になっているビート)は、
16分音符をダウン、アップ交互に弾きます。
1拍の中に4つの音が入りますが、
1つ目と3つ目がダウンストローク
2つ目と4つ目がアップストロークになります。
かなり細かく書きますの頑張ってみてください。
ポップスでも定番のストロークですね
8分音符は基本ダウンで弾きます。
2拍目から3拍目に行く時に空ピッキングに注意です。
かなり細かく書いたので見にくいかもしれませんが、
よく見て間違って覚えないように注意しましょう。
こちらは付点8分(16分音符が3つ分の音の長さ)
を使用したストロークです。
2拍目に付点8分が出てくるので、空振りに慣れていきましょう。
付点8分は様々なジャンルで出てくるので必須です。
まとめ
今回は定番系のストロークを主に題材にしましたが、
まだまだパターンはたくさんあります!
ですがこちらの練習がしっかりとマスターできていれば
新しいストロークが出てきた時も考え方はわかるはずです。
最初はもちろん慣れないと思いますが、今回のパターンは
体に染みつくまでしっかりと練習しましょう。
ポチッとしていただけると嬉しいです。