今回はスライドについて書いて行こうと思います！
実際の生徒さんでもどうしてもスライドで間違った場所に行ってしまいがち
な方も結構多いです。
その際
スライドする目的のフレットではなく
今押さえているフレットだけ
に視線を向けている方が多いです。
目的のフレットを少し早めに見る
という事を教えたらミスが減ったという事も結構あったので
視線の向け方が大事です。
スライドとグリッサンドの違い
奏法的にはほぼ一緒なのですが
スライドは
目的のフレットが決まっている。
グリッサンドは
目的の音が時に決まりが無いので比較的自由に演奏することが可能。
という違いになります。
スライドはメロディの中での表現として使用することが多く
グリッサンドはメロディに入る時
メロディ終わりの音が切れる時
効果音的なサウンドとして使用することが多く感じます。
スライド、グリッサンドを綺麗にかっこよくする方法
スライド、グリッサンドを綺麗にかっこよく演奏するために
いくつかコツがありますので書いて行きます。
スライド中(フレットからフレットまでの間)指を離さない
スライド中は音が途切れないようにしなければなりません。
なのでスライド中は指を離してはいけません。
押さえたまま移動するようにします。
押さえる力を緩めると音が止まってしまいますので、
音が止まらないように
そのままで動かしましょう。
移動先のフレットに視線を向ける
近くのフレットであれば目線はあまり関係ないですが
例えば5フレット～12フレットまでスライドする
という場合はミスの可能性が上がります。
こういった場合はフレットを先読みしていく事がミスを減らすカギになります。
サビている弦ではスライドはやめた方が良いです！
指がめちゃくちゃ痛いです。
サビ具合によっては指が切れる可能性もありますので、
弦がサビている場合は弦交換しましょう！
もしくはエリクサーというサビない弦もあるので
こちらもおすすめです！
スライド時親指を固定しすぎないようにする
ポジション移動時に移動距離が大きい場合、
親指を滑らすか一旦話すようにしましょう。
親指をべったりとつけすぎていると移動が出来なくなってしまいます。
練習フレーズ①
【５ ７ ５】の最初の５だけをピッキングします。
単純なフレーズですがこれでスライドに慣れていきましょう。
先程コツのところで書いたように音が途切れないように
押さえる力はそのままで弾きましょう。
どの指でも練習出来るので、
人差し指、中指、薬指、小指すべての指で練習して
慣れましょう。
練習フレーズ②
ドレミファソラシドをスライドを使用して弾きます。
これだけでも表現の幅が広がったように感じますよね？
最初のドからレの音は薬指でスライドして
人差し指で２弦５フレット
中指で２弦６フレットから８フレットにスライド
１弦の７フレット人差し指、８フレットは中指
まとめ
スライド、グリッサンドの説明をしてきました！
綺麗なスライドにするには
音を途切れさせない事が大事です！
ミスりやすい距離が離れているスライドでは
目的地に視線を向けておきましょう。
以上になります。
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